クレアールは、創業以来50年以上もの資格指導実績があり、様々な資格講座を取り扱っています。
引用:クレアール公式サイト
その中でも、合格を最短距離でつかみ取る「非常識合格法」に基づく学習カリキュラムを展開している行政書士講座には定評があります。
そこで本記事では、クレアール行政書士通信講座の全カリキュラムを紹介し、あなたに合ったカリキュラムの選び方についても詳しく解説していきたいと思います。
クレアール行政書士講座のカリキュラム一覧
クレアール行政書士講座のカリキュラムには、初学者対象の2コース、受験経験者対象の2コース、問題演習に特化した1コースの合計5コース※があります。
※GW以降にスピードマスターコース(速習コースです)も開講する予定です。
それぞれの特徴や料金などについて見ていきましょう。
【1】カレッジスタンダードコース(初学者対象)
引用:クレアール公式サイト
カレッジスタンダードコースは、「初学者」が合格を目指すために必要な最小限の知識と応用力を身に付けることができるような内容になっており、学習時間の目安は1日1~2時間程度です。
仕事と両立させて資格学習をしたい「社会人」や、日々時間に追われながらもプライベートと両立して学習を継続したい「主婦」でも受講できるようなスタンダードプランとなっています。
コースに含まれる講義は「基本講義」と「記述マスター講義」で、行政書士試験合格に必要な基礎知識を習得できます。
問題演習は「基本確認択一模試」「解きまくり総合答練」「公開模擬試験」で、実践形式の答練も含まれていますので、基本と応用の学習が可能です。
受講料金は、「2023年合格目標カレッジスタンダードコース」の一般価格が125,000円です。
※2月現在、割引適用により125,000円➡56,250円となっております。
【2】完全合格カレッジコース(初学者対象)
引用:クレアール公式サイト
完全合格カレッジコースは、初学者が「一発合格」を目指すために必要な知識と応用力を身に付けることができるような学習内容になっており、学習時間の目安は1日3時間以上です。
コースに含まれる講義は、「カレッジスタンダードコース」に「解法マスター講義」と「総まとめ講義」の2つが追加され、問題演習として「科目別パーフェクト答練」が追加された内容ですので、より充実した応用学習が可能となります。
受講料金は、「2023年合格目標カレッジコース」の一般価格が169,000円です。
※2月現在、割引適用により169,000円➡70,980円となっております。
【3】中級コース(受験経験者対象)
引用:クレアール公式サイト
中級コースは、「受験経験者」向けのオールインワンパッケージで、必要なすべてのカリキュラムが含まれています。
なお、中級コースは、324単元/208時間のコースとなっているので、カレッジスタンダードコース(394単元/211時間)と時間数が殆ど同じなので、1日1~2時間の学習時間の確保が目安となります。
「重要論点マスター講義」と「肢別論点マスター講義」からスタートして、合格に必要な知識の集約と再整理をして、「基本確認択一模試」「科目別パーフェクト答練」「解きまくり総合答練」「公開模擬試験」などの問題演習によって総仕上げを図り、合格を目指します。
受講料金は、「2023年合格目標中級コース」の一般価格が159,000円です。
※2月現在、割引適用により159,000円➡47,700円となっております。
【4】上級コース(受験経験者対象)
引用:クレアール公式サイト
上級コースは、本試験で150点以上を取得した経験者向けのコースです。
なお、198単元/145時間のコースとなっているので、中級コース(324単元/208時間)と比べると時間数がグッと減るので、1日1時間以上の学習時間の確保が目安となります。
「肢別論点マスター講義」「記述マスター講義」「総まとめ講義」で問題を解きながら基礎知識の確認を行い、問題演習は「基本確認択一模試」「科目別パーフェクト答練」「解きまくり総合答練」「公開模擬試験」などの実践形式となっています。
問題演習を通して知識のブラッシュアップから始められるので、独学の方の問題演習サポートにも役立ちます。
受講料金は、「2023年合格目標上級コース Web通信」の一般価格が140,000円です。
※2月現在、割引適用により140,000円➡46,200円となっております。
【5】答練マスターコース
引用:クレアール公式サイト
答練マスターコースは、本試験で150点以上だった方、前の教科書をそのまま使用して問題演習だけ取り入れたい方や独学の方などで問題演習だけに取り組みたい方におすすめする問題演習に特化したコースで、「総まとめ講義」も含まれています。
なお、答練マスターコースは、28単元/60時間のコースとなっているので、独学に+αとして使用することになります。
受講料金は、「2023年合格目標答練マスターコース Web通信」の一般価格が59,000円です。
※2月現在、割引適用により59,000円➡19,470円となっております。
自分に合ったカリキュラムを見つけるための選び方
クレアールでは受講生のニーズに合わせて、5つのカリキュラムを用意しています。
他の講座に比べてシンプルなカリキュラム分類ではありますが、中にはどのコースを選んだら良いのか迷う方も多いと思います。
そんな時は次の5つの基準で選んでみてください。
選び方1:習熟度で選ぶ
クレアール行政書士講座は、「初学者」か「受験経験者」かによってカリキュラムが分かれます。
その上で、初学者であれば「選び方2」で説明するように「勉強に割ける時間」で絞り込みましょう。
また、受験経験者であれば「選び方4」で説明するように「過去に受験した行政書士試験の点数」で絞り込むのがオススメです。
選び方2:勉強に割ける時間で選ぶ
初学者対象のカリキュラムとしては、「カレッジスタンダードコース」と「完全合格カレッジコース」の2コースがあります。
あまり勉強の時間が取れないという方は前者を選べば良いですし、比較的勉強時間が取れるという方は後者を選べば良いでしょう。
ちなみに、前者の学習時間の目安は1日1~2時間程度、後者の学習時間の目安は1日3時間以上です。
選び方3:受講できる講義の数で選ぶ
クレアールの5つのカリキュラム(答練マスターコースを除く。)の「講義」・「問題演習」・「時間数」の数を一覧表にすると次の通りです。
カリキュラム | 講義 | 問題演習 | 時間数 |
---|---|---|---|
カレッジスタンダードコース | 2 | 3 | 211 |
完全合格カレッジコース | 4 | 4 | 265 |
中級コース | 4 | 4 | 208 |
上級コース | 3 | 4 | 145 |
「完全合格カレッジコース」と「中級コース」は講義数が多いカリキュラムとなっており、「カレッジスタンダードコース」と「上級コース」は問題演習が多いカリキュラムとなっているので、講義の数で選ぶこともできるでしょう。
選び方4:過去に受験した行政書士試験の点数で選ぶ
上級コースの対象は150点以上となっています。なので、150点以下であれば、中級コースを選ぶことをオススメします。
なお、上級コースと中級コースの違いは「重要論点マスター講義の有無」です。
引用:クレアール公式サイト
もし、150点以上取れている方でも、知識に穴があると感じる方は「中級コース」でおさらいをするのも一つ方法です。
選び方5:価格で選ぶ
カリキュラムなどの要素に加えて、お財布事情も気になるところだと思います。
クレアールの5つのカリキュラム(答練マスターコースを除く。)の「価格」・「教育訓練給付制度の対象の有無」の数を一覧表にすると次の通りです。
カリキュラム | 価格 | 教育訓練給付制度の対象の有無 |
---|---|---|
カレッジスタンダードコース | 56,250円 | × |
完全合格カレッジコース | 70,980円 | 〇 |
中級コース | 47,700円 | 〇 |
上級コース | 46,200円 | × |
なお「教育訓練給付制度」とは?と思う方もいると思うので要点を絞って説明させていただきます。
教育給付制度とは、対象となっている講座修了後に、受講費用の20%がハローワークから返金される制度です。ただし、最大10万円が上限となります。
大変お得な制度であることには間違いはありませんが、雇用保険に「加入している期間又は加入していた期間」が1年(2回目の教育訓練給付の場合は3年などの要件あり)以上、必要なので細かい条件も含めて最寄りのハローワークに自分が利用可能なのかお調べいただくことをオススメします。
学習経験の有無や行政書士試験の点数によって、ぴったりとマッチするカリキュラムは大きく異なる!
今回はクレアール行政書士通信講座のカリキュラムと、オススメの選び方について紹介しました。
資格学校を利用することのメリットはいくつかありますが、高い費用を払うことで「やる気」に火が付くのは間違いありません。
なんとなく独学で、テキストを購入して・・・と言う方法だと、よほどの自制心がなければ勉強を継続することは難しいと思います。
※本記事の内容は2023年2月時点の情報に基づきます。
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