LEC行政書士講座の実際の合格率はどの程度?

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行政書士
この記事の監修者
田中 伴典

2016年に社会保険労務士試験に合格後、都内の社会保険労務士法人で給与計算、賞与計算、退職金計算、住民税の年度更新、労働保険の年度更新、算定基礎届、年末調整、社会保険手続き、労務相談、就業規則の作成および改定などを規模・業種・内資系企業・外資系企業を問わず経験。

社会保険労務士法人退職後には語学留学でフィリピンへ行き、ワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアにも行き「生きた英語」を体得。

帰国後は、上場会社の人事部の社員として給与計算や社会保険手続き業務に加えて従業員の労務管理および助成金の申請業務を経験。また、幅広い法律の問題にも対応するために同時期に行政書士試験に一発合格を果たす。

現在は開業社会保険労務士/行政書士として自身の事務所を運営している。

愛読書は石嵜 信憲弁護士の「法律と実務シリーズ」
三度の飯より法律の勉強が大好き。

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行政書士講座を行なっている資格学校の中でも、合格率が高いと評判なのが、LECの行政書士講座です。

行政書士試験は難関資格に1つと言われており、知識さえあれば合格するというようなレベルではありません。

そんな中、LECの行政書士講座は、他の資格学校よりも合格者を多く輩出しており、カリキュラムに沿って学習をすれば合格できると、言われています。

今回はそんな、評判の良いLECの行政書士講座の実際の合格率は、実際どの程度なのか、考察も交えながら詳しく解説していきます。

LEC行政書士講座の合格率は53.8%!

令和3年に行われた行政書士試験を、「LECのパーフェクトコースー(SP)」の受講を経て受験した受講生の合格率は53.8%です。

2022年の行政書士試験の一般合格率は12.1%となっており、LECの53.8%は一般合格率の約5倍になります。

この数値は、業界では最高峰と言われており、この合格実績の高さからから、LECの行政書士講座を選ぶ受講生も多いほどです。

どの年も行政書士試験の平均合格率が10%といわれている中、ここまで高い合格率を毎年叩き台しているのはLECの強みと言えるでしょう。

ただし、すべての受講生を対象として集計されたものではない

2021年度の行政書士試験のLECの合格率は53.8%ですが、これは全ての受講生を対象として集計されたものではありません。

対象となっているのは、2021年度にパーフェクトコース・パーフェクトコース(SP)を申し込んだ受講生のうち、コース内に含まれている模試3回全てを受験済であり、いずれか1回でも、模試の点数が180点以上を超えていた方です。

模試の結果が良い人を対象にしているという点だけ、読み違えないように注意しましょう。

LEC行政書士講座の合格率を他社の講座と比較

LECの行政書士の合格率が高いとは言うものの、他の資格学校の行政書士講座とはどれぐらいの違いがあるのでしょうか。

予備校名合格率
LEC53.8%
アガルート42.14%
スタディング不明(合格者数160名)
フォーサイト38.0%
ユーキャン不明(過去10年で合格者数2,908名)
伊藤塾不明
TAC不明(過去10年で合格者1,647名)

上記の表をみて分かるように、LECの行政書士講座の合格率の高さは圧倒的です。

しかし、この合格率はパーフェクトコース・パーフェクトコース(SP)を申し込んだ受講生のうち、コース内に含まれている模試3回全てを受験済で、いずれか1回でも、模試の点数が180点以上を超えていた方が対象となっているため、高くなるのは当然ではあります。

しかし、パーフェクトコース、もしくはパーフェクトコース(SP)を受講する方は、基本的に初学者の方が多いため、初学者の合格率としては高いと言えるでしょう。

LEC行政書士講座の合格率が高い理由とは?

LECの行政書士講座は、他の資格学校と比べても合格率の高さは他社に比べて圧倒的ですが、合格率の高さの裏には、しっかりと理由があります。

具体的には次の3点を徹底していることが、高い合格率の秘密と言えるでしょう。

  • わかりやすい講義
  • 効率よく得点力を上げる学習カリキュラム
  • 充実したサポート体制

具体的にどのような点を徹底しているのかを見ていきましょう。

【1】人気講師のわかりやすい講義

LECの行政書士講座の合格率が高い理由として、講師の教え方が上手なことが挙げられます。

LECではそれぞれのコースの担当講師が決まっており、LECの内部で合格実績が講師別にデータ化されます。

講師別に合格率のデータを出すことで、講師同士での競争率も上がるため、質の高い講義を提供できるという訳です。

中でも、人気の高い講師が横溝講師です。


引用:LEC公式サイト

横溝講師の講義は、論点と論点がどのようにして結びつくのかを、分かりやすく解説してくれると、受講生から定評があります。

そのため、初学者でも知識が身につきやすく、効率の良い学習をすることができています。

https://shikaku-goukaku.com/gyouseishoshi/lec-gyoseikoushi

【2】ボリューミーながら効率よく学習できるカリキュラム


引用:LEC公式サイト

LECの行政書士講座には、初学者の方に向けた「パーフェクトコース」と「パーフェクトコースSP」が存在します。

「パーフェクトコース」のカリキュラムは80回。

「パーフェクトコースSP」は87回と、どちらもボリューミーな内容となっており、細かい内容は以下の通りです。

  • 初めて学ぶ!法律入門講座(7回)
  • 合格講座(64回)
  • 科目別答練(7回)
  • 記述基礎力養成講座(4回)
  • 文章理解特訓講座(2回)
  • 全日本行政書士公開模試(2回)
  • ファイナル模試(1回)

カリキュラムを合計すると216時間という膨大な内容です。

しかし、丁寧でありながら効率の良い学習が自然とできるようなカリキュラムとなっているため、たとえどこを優先に勉強すれば良いかわからなくても、自然と効率よく得点力を高めることができる設計となっています。

【3】充実したサポート制度


引用:LEC公式サイト

LECの行政書士講座は、受講生向けの学習サポート制度が充実しているため、試験まで安心して学習を進めることができます。

サポート制度の1つに「教えてチューター」といった、質問できるホットラインがあり、そこでは行政書士講座での疑問点をフォロースタッフに聞くことが可能です。

他にも「教えてメイト」というサービスもあり、こちらは行政書士講座を受講しているもの同士で、質問や相談などコミュニケーションを取り合うことができるものです。

このように、LECの行政書士講座では、悩みや疑問点を即解決できるようなフォロー体制と、受講生同士がコミュニケーションし合い、お互いに切磋琢磨できる体制が整っています。

LEC行政書士講座の合格率は一般合格率の約5倍!行政書士講座の中でもトップクラス!

今回はLEC行政書士講座の実際の合格率はどの程度なのか、についてご紹介しました。

合格率は53.8%と他の資格学校と比べても高く、一般合格率の5倍となっています。

確かに、一点の条件を満たした人の中での合格率が53.8%と言えども、初学者向けのコースでこの合格率はやはり高いといえます

合格率の高さでいえば、他の行政書士講座の中でもトップクラスだと考えられるので、合格実績の高い行政書士講座を受けたい、という方はぜひLECの行政書士講座を検討してみましょう。

そして、受講した後は、模試での高得点を目指す=合格に近づくと言う事になるので、迷わず突き進みましょう。


※本記事の内容は2023年3月時点の情報に基づきます。

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