資格スクエア行政書士講座の評判は最低?受講生の口コミや評判まとめ

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通信講座
この記事の監修者
田中 伴典

2016年に社会保険労務士試験に合格後、都内の社会保険労務士法人で給与計算、賞与計算、退職金計算、住民税の年度更新、労働保険の年度更新、算定基礎届、年末調整、社会保険手続き、労務相談、就業規則の作成および改定などを規模・業種・内資系企業・外資系企業を問わず経験。

社会保険労務士法人退職後には語学留学でフィリピンへ行き、ワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアにも行き「生きた英語」を体得。

帰国後は、上場会社の人事部の社員として給与計算や社会保険手続き業務に加えて従業員の労務管理および助成金の申請業務を経験。また、幅広い法律の問題にも対応するために同時期に行政書士試験に一発合格を果たす。

現在は開業社会保険労務士/行政書士として自身の事務所を運営している。

愛読書は石嵜 信憲弁護士の「法律と実務シリーズ」
三度の飯より法律の勉強が大好き。

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資格スクエアの行政書士通信講座は2014年に開講された比較的若い講座になります。以前は、行政書士の大内容子講師による受験指導が行われていましたが、2022年度からは伊藤塾で人気講師だった森広志こと森(T)講師を出迎えてリニューアルしています。

引用元:資格スクエア行政書士講座

本記事では、資格スクエアの行政書士通信講座についてその特徴や強みなどを、実際に受講した受講生の口コミや評判も交えながら解説していきます。

資格スクエアの行政書士講座の特徴

資格スクエアの行政書士通信講座の特徴は大きく分けると以下の5つになります。

  • 2023年本試験の対象から待望の1年コースが誕生!
  • 森広志講師の工夫が光る講義!
  • 森広志講師にクローズアップ!
  • 20年以上のベテラン 森広志講師の講義が要点をおさえていて分かりやすいと評判!
  • 月に1回のZOOM相談会と無制限のワンクリック質問機能!

それぞれの特徴を細かく解説するので一つ一つみていきましょう。

特徴1:2023年試験対象から待望の1年コースが誕生!

2022年までの資格スクエアの行政書士通信講座は「森Tの4ヶ月合格講座」コース(99,900円(税込))が看板講座となっていましたが、2023年からは「1年合格講座」が誕生しました。

なお、2022年9月時点で「森Tの4ヶ月合格講座」の開講は未定のようです。ただ、筆者が考えるに2023年の7月(2023年の本試験4か月前)ごろになれば、一定の需要がある「4か月合格コース」の取扱いは再開するのではないかと考えています。

早速ですが他の資格学校と比べると、資格スクエアの行政書士通信講座の費用は高いのか、安いのか分かる比較表を作成しましたので、まずはそちらをご覧ください。
※価格は2022年9月時点の割引適用後を記載

塾・予備校名行政書士講座コース名標準学習期間価格(税込)
資格スクエア森Tの1年合格講座230時間206,250円
オンスク.JPウケホーダイ-スタンダード-25時間19,536円(※1,628/月×12ヵ月)
資格のキャリカレ行政書士120日楽々合格指導講座21時間35,100円
フォーサイトバリューセット170時間54,800円
ユーキャン行政書士講座38時間63,000円
クレアールカレッジスタンダードコース211時間51,250円
資格スクエア森Tの4ヶ月合格講座(※2022.9時点で2023年の本試験向けの取り扱いは未定)100時間99,900円
TACプレミアム本科生Plus(Web)192時間187,000円
LECリーガルマインドパーフェクトコースSP(Web)208時間195,000円
伊藤塾新・行政書士合格講座200時間198,000円

以前の「4ヶ月合格講座」において標準学習時間は100時間で、値段は99,000円(税込)でしたが「1年合格講座」は2倍以上の学習時間で値段も、それなりに上がることとなりました。

「4か月合格講座」でも「1年合格講座」どちらにせよ行政書士通信講座は80,000円前後が相場と言われているので、資格スクエアの取扱う行政書士通信講座は相場よりも(若干)高めの価格設定がされていると分かります。

特典やキャンペーンなどでお得に講座を購入できる可能性もある!

行政書士講座を取り扱う資格学校は、何かしらの割引(特典やキャンペーン)を行っていることが多く、資格スクエアでは2022年9月時点で次の割引を行っています。

  • 森Tの1年合格講座(質問ありプラン)

★ 税込206,250円 ➡ 税込165,000円・・・(質問なしのプランの場合、税込154,000円)

なお、割引(特典やキャンペーン)の内容は時期によって変わります。以前、資格スクエアの行政書士通信講座では、4か月合格講座リリース記念として、通常99,000円のところ30%オフの69,300円で受講することができるキャンペーンが行われていました。

資格スクエアの行政書士通信講座を検討されている方は、機会を逃さないように適宜確認しましょう。

他にも、2023年の本試験合格者には合格お祝い金として「10,000円」プレゼントキャンペーンも行っています。

余談ですが合格お祝い金は、大手資格のTAC・伊藤塾・LECといった20万円付近する行政書士講座では見られないサービスです。

教育訓練給付制度は利用不可能

教育訓練給付制度とは?と思う方もいると思うので要点を絞って説明させていただきます。

教育給付制度とは、対象となっている講座修了後に、受講費用の20%がハローワークから返金される制度です。ただし、最大10万円が上限となります。

非常に残念ではありますが、資格スクエアの行政書士通信講座は教育訓練給付制度の対象外のようです。(※2022.9時点)

参考までに、各校の取り扱う行政書士講座(通信・通学)が教育訓練給付制度の適用となっているのは以下の資格学校です。


引用:厚生労働省

なお、TAC、LECや資格の大原といった20万円付近する行政書士講座を取り扱う大手の資格学校では、おおむね教育訓練給付制度の利用が可能です。

なので、価格に重きを置く方は、上記の大手資格学校を選ぶことをオススメします。

特徴2:森講師の工夫が光る講義!

続けて1年合格講座のコースの中身を具体的に見ていきましょう。


引用:資格スクエア公式サイト

このコースは入門→基礎→総合まとめの3つのステップで構成されています。

入門期では、初学者や学習経験があるもののブランクがある方向けに、基礎期にスムーズに学習に取り組めれるように下地を作ります。

基礎期では、憲法・民法・行政法etc・・・と言った科目ごとに講義(インプット)と演習(アウトプット)を繰り返す直結型のカリキュラムとなっています。

直前期では、模試や総仕上げ講義を経て、本試験に向けて確かな実践力を養うカリキュラムとなっています。

ここまでは、一般的な1年間学習する標準的な行政書士講座となっていますが、森講師による講義は次の2つの特徴があります。

<オンライン用に研究された講義スタイル>

1つ目の特徴は、オンライン用に研究された講義スタイルです。講義では、講師の手元が映されマーカーを引いたり、書き込みを行ったり、講師と一緒に学習を行っていきます。


引用:資格スクエア公式サイト

どうしても講義学習では講師からの一方通行になりがちですが、このような講義スタイルであれば意欲をもって学習に取り組めそうですね。

<抽象的な学習内容を具体的に説明する講義スタイル>

2つ目の特徴は、抽象的な学習内容を具体的に説明する講義スタイルです。

私も学習時期には理解に苦しんだ「行政法」ですが、森講師による講義では、行政手続法の審査基準においては「実際の許認可の手引書」や「聴聞通知書」を確認することが出来るようです。


引用:資格スクエア公式サイト

このような実例を用いた講義であれば、記憶に残りやすいので個人的にオススメです。

4か月講座との違いは?

以前のメイン講座であった「4か月講座」は、次のようなカリキュラムで4か月」という短い期間で合格を目指せるところに魅力がありました。


引用元:資格スクエア行政書士講座

細かく説明すると、11月に行われる試験に向け7月からの講義を4ヶ月で以下のように分けています。

  • 7月:インプット期
  • 8月:インプット期
  • 9月:インプット期
  • 10月:アウトプット期~ラストスパート期

7〜9月はとにかくがっつりのインプット期です。

10月は試験に集中するためのアウトプット期に入り、その後ラストスパート期に入って、学習の総仕上げをするという流れです。

また、カリキュラムは以下の通り、合計200コマの、100時間で組まれています。

  • インプット講義:152コマの76時間
  • アウトプット講義:48コマの24時間

インプット講義では、ただ単にインプットするだけでなく、講義と連動した過去問も復習として解いていきながら、行政書士試験で使用できる知識を高めていきます。

アウトプット講義では、過去問の中でも、重要な箇所を集中的に学習し、講師の方と一緒になって解いていきます。重要問題の解き方などを学習し、本試験に使える知識を身につけていきます。

また、本試験の直前1週間前には、これまで習ってきたことの見直しも含め、過去問や条文をチェックして行政書士試験に向けて総仕上げを行います。

こののカリキュラムは、短期間でも頭に詰め込めるような効率重視のつくりになっているので、日中は本業をしていて勉強時間が限られてくる社会人や、家事や子育てをやりながら勉強したいという主婦の方でも十分合格を目指して勉強ができるものとなっていました。

これを踏まえて、1年合格講座では次の2点が4か月講座とは異なっています。

  • 網羅性
  • アウトプット量

まず、「網羅性」ですが4か月講座では、どうしても4か月と言う短期間ゆえに本試験での出題頻度が高い「Aランク」の問題のみを講義・解説するものでしたが、1年間と言う長期の講座となった利点を活かし、「Bランク・Cランク」の問題の講義・解説も可能となりました。

最後に「アウトプット量」ですが本試験で出題される「5肢択一式・多肢選択式」、「記述式」と特定のテーマを取り扱う「テーマ習得テスト」の演習が準備されています。

これらから分かるように、4か月講座では補いきれなかった箇所がパワーアップされていますね。

マイ単語帳や編集可能なレジュメが便利だが、学習管理機能や問題演習機能など課題あり!

資格スクエアの行政書士講座を受講すると、以下の機能を使うことができます。

  • マイ単語帳
  • マイレジュメ

マイ単語帳とは、講義で新単語が出た時などに、講義画面を閉じずに単語とその説明を登録できる機能です。

また、レジュメは編集可能となっており、自分の好きなように編集することが可能です。

講義をただ聞いているだけでなく、自分なりに重要なところをまとめ、レジュメにメモをするなどして講義に取り組むことにより、合格に必要な知識をしっかりと覚えることができます。

上記2つの機能は便利ですが、現在の資格スクエアの行政書士講座には他の資格学校などによくある「学習管理機能」や「問題演習機能」は搭載されていませんので、Web学習機能が大事な方は考慮事項の1つにして頂ければと思います。

フルカラーの分かりやすいテキスト!

1年合格講座では、資格スクエアのオリジナルのテキスト5冊、一般知識用テキストとオリジナル過去問題集1冊を使用します。

特に資格スクエアのテキストは、すべてフルカラーなのでで分かりやすいと受講生からも定評があります。また、図表なども多く、視覚も駆使して、効率的に理解を深めることができます。


引用元:資格スクエア行政書士講座

もちろん、「PDF」としてファイルのダウンロードが可能となっているので、PC、スマホやタブレットなど、いつでもテキストの閲覧は可能です。

音声ダウンロードで、移動中も講義内容を聞くことができる!

コースにつけることができる有料オプションの「音声ダウンロード」では、講義の音声だけをダウンロードすることができます。

なかなかスマホで動画を見るには適さないような電車などでも、ラジオや音楽感覚で講義音声を聴くことができ、さらにはスマホの通信量も抑えられるのが特徴。

この音声ダウンロードは、早期申し込みをすることにより、無料で利用可能なので、音声ダウンロードを利用予定の場合には、早期申し込みがオススメです。

特徴3:森広志講師にクローズアップ!

資格スクエアの行政書士講座において、すべての講義を担当しているのが森講師です。

森講師は、合格率2.89%の行政書士試験をわずか3ヶ月の学習期間で一発合格し、その後、行政書士事務所の代表などを務めています。

20年以上の指導歴を持っており、どのスクールにも負けない分かりやすい解説と要点を抑えた講義が、受講生から人気を集めています。


引用元:資格スクエア行政書士講座

講義自体もコンパクトで、1つの講義が30分前後になっており、ちょっとした隙間時間でも学習しやすい要点を抑えた講義が魅力です。

実際にどのような講義が行われているかはサンプル動画がありましたので、チェックしましょう!


引用:資格スクエア公式サイト

また、一定期間無料講義を体験することも可能です。詳細は、こちらからどうぞ。

他にも森T講師の書かれているAbemaブログも巷で人気です。是非、確認しましょう。

特徴4:月1回のZOOM相談会と無制限のワンクリック質問!

難関資格と言われている行政書士は、途中で挫折してしまう方も多いのが現状です。

資格スクエアでは、そういった挫折を避けるために、月に一度、森T講師との「ZOOM相談会」を実施しています。

相談会では、試験に対する不安、疑問、今自分が思っていることをなんでも質問することが可能となっています。

筆者が事務局に問い合わせを行ったところ、2021年の4か月講座では1回60分~90分の会となっていて1回50名程度が参加する相談会との回答がありました。

なお、1年合格講座ではZOOM相談会以外にもWeb上のマイページからの「ワンクリック質問」が可能となっています。こちらも、問い合わせを行ったところ、原則、回数制限はないとの回答がありました。※今後の状況によって変更はあるとのことです。


引用元:資格スクエア行政書士講座

資格スクエアの行政書士通信講座の口コミ・評判まとめ

資格スクエアの行政書士講座を実際に受講した人代表的な口コミを2つほど紹介します。

資格スクエアを選んだのは森講師の講義を受けたかったからです。

ネットなどでも評判が良かったので最初から決めていました。講義は1つ1つが短いのにとてもわかりやすく、疑問点や不安なところなどは月に1度行われる相談会で解決できたので試験まで安心して学習を進めることができました。

費用は少し高かったですが、それ以上に得たものが大きかったので資格スクエアにして良かったです。

資格スクエア 行政書士講座 20代 女性

行政書士試験は難しいと言われているので最初は不安でしたが、資格スクエアは講義とテキストの質が高く、初学者の私でも効率良く学習をすることができました。

※短期合格に特化したカリキュラムだったので短い期間でしっかりと知識を詰め込むことができました。※筆者注:4か月講座のことです

マイ単語帳の機能が特に便利で新単語が出てきた際にはすぐさまメモできたので復習がしやすかったのも良かったです。音声ダウンロードもいつでも講義を聞くことができ使いやすく良かったです。

資格スクエア 行政書士講座 30代 男性

口コミからも分かるように、資格スクエアの行政書士講座は、森講師の手掛けるカリキュラムの良さや音声ダウンロードやマイ単語帳の機能などの使いやすさに関する口コミが多い傾向があります。

また、月に1度のZOOM相談会で勉強以外のこと等も色々相談できたりするのも資格スクエアならではの魅力です。

資格スクエアの行政書士通信講座がオススメなのはこんな人

資格スクエアの行政書士講座は、次の方に特におすすめです。

  • 価格よりも「合格」が大事な方
  • 森講師に魅力を感じる方
  • フルカラーテキストで学習したい方
  • 1年間がっつり勉強したい方(1年合格講座の場合)
  • 1日2時間は勉強できる方(※公式サイトQ&Aでは週18時間ぐらいの学習を推奨しています。)
  • もしくは4か月の短期集中で勉強に取り組みたい方(4か月合格講座の場合※2023年の開講は未定)

森講師の論点をしっかりと抑えていて分かりやすい講義は評判が良く、伊藤塾に勤められていたころから人気でファンがいます。そんな評判を聞きつけて受講される方が多い講座だと思われます。

なお、1年合格講座では月に1度ZOOMで直接相談ができるサービスもあるので、初学者が気になるフォロー面も安心でしょう。

資格スクエアの行政書士通信講座は、森講師の講義に魅力を感じる方に特にオススメ!

本記事では、資格スクエアの行政書士通信講座の実際の評判はどうなのか、受講生の口コミや評判も交えて解説してきました。

受講費用が高めなことやWeb学習時に学習スケジュール管理機能や問題演習機能が搭載されていないことなど残念な点もあります。

しかし、それ以上にベテランの森講師による初学者でも分かりやすい講義、フルカラーで図などが見やすいテキストや月1のZOOM相談会など短期合格だけでなく1年計画で合格を目指す方にとって必要なサービスが揃っています。

講師との相性が良ければ良いほど行書士試験を突破する確率は大幅に上がります。巷にファンが多くいらっしゃる森講師のサンプル講義動画は、他の資格学校の講師と比べる際に必ず見ていただくことをオススメします!


※本記事の内容は2022年9月時点の情報に基づきます。

※各校の講座料金は割引キャンペーンによって頻繁に変わりますのでレビューの金額を参考に、講座の購入前には各校のHPを必ず確認してください。

※受講料の返金や合格お祝い金のキャンペーンについては、各校ごとに細やかな適用条件があります。こちらも、講座の購入前には各校のHPを必ず確認してください。

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