スタディング行政書士講座の実際の合格率はどの程度なのか

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行政書士
この記事の監修者
田中 伴典

2016年に社会保険労務士試験に合格後、都内の社会保険労務士法人で給与計算、賞与計算、退職金計算、住民税の年度更新、労働保険の年度更新、算定基礎届、年末調整、社会保険手続き、労務相談、就業規則の作成および改定などを規模・業種・内資系企業・外資系企業を問わず経験。

社会保険労務士法人退職後には語学留学でフィリピンへ行き、ワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアにも行き「生きた英語」を体得。

帰国後は、上場会社の人事部の社員として給与計算や社会保険手続き業務に加えて従業員の労務管理および助成金の申請業務を経験。また、幅広い法律の問題にも対応するために同時期に行政書士試験に一発合格を果たす。

現在は開業社会保険労務士/行政書士として自身の事務所を運営している。

愛読書は石嵜 信憲弁護士の「法律と実務シリーズ」
三度の飯より法律の勉強が大好き。

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行政書士試験は、合格率が他の資格試験と比べても低く、難関資格の1つと言われています。

そんな行政書士試験に合格するために、行政書士講座を受ける方も多いと思いますが、数ある予備校の中で、スタディング行政書士講座を候補に入れている方もいらっしゃると思います。

講座受講を検討する際に、気になることと言えば「実際に、この講座を受けて受かっている人はどれぐらいいるのだろう?」という合格率の高さです。

そこで今回は、スタディング行政書士講座の合格率について詳しくご紹介していきます。

スタディング行政書士講座の合格率は発表されていない

合格率の発表を行なっている予備校もありますが、スタディングは合格率を一切公表していません。

しかし、ホームページでは、行政書士試験合格者の声を掲載しており、2022年度の試験では160名以上の合格者の声が掲載されています。

合格した方が全員、合格者の声を掲載するということは考えにくいので、スタディングの行政書士講座の実際の合格者は160名よりも多いと予想できます。

160名という合格者数は、合格者数や合格率を公開している資格学校の行政書士講座と比べても、比較的多い数字です。

合格率が公表されていないため、合格率を実際に数値化して、他の資格学校と比べるということはできませんが、スタディングの行政書士講座が少なくとも160名以上合格者を輩出しているというのは事実です。

スタディング行政書士講座の合格率を様々な要素から予想!

スタディングの行政書士講座の合格率は公表されていないので、実際の数値などは分かりません。

合格実績が不明だと、講座を受講するのも不安だという方もいると思います。

そこで、ここからは、スタディング行政書士講座の合格率を様々な観点から推測してみましょう。

そもそも行政書士試験の合格率はどの程度?

スタディング行政書士講座の合格率も気になりますが、行政書士を目指している方は、「そもそも行政書士試験自体の合格率がどの程度なのか」も気になるところでしょう。

直近10年間の行政書士試験全体の合格率は以下の通りです。

年度受験者数合格者数合格率
2022年47,850名5,802名12.1%
2021年47,870名5,353名11.2%
2020年41,681名4,470名10.7%
2019年39,821名4,571名11.5%
2018年39,105名4,968名12.7%
2017年40,449名6,360名15.7%
2016年41,053名4,084名10.0%
2015年44,366名5,820名13.1%
2014年48,869名4,043名8.3%
2013年55,436名5,597名10.1%

これらのデータから、行政書士試験全体の合格率は平均10%前後となっており、合格率が高いとは決して言えない数字となっています。

2022年度の行政書士試験全体の受験者数は47,850名、そのうち合格したのは5,802名、合格率は12.1%です。

年々合格率は上がってきていますが、同時に、受験者数も減少しているので、単純に合格率が増えたから合格者数が増えたということではありません。

スタディング行政書士講座の合格者数はどれぐらい?

スタディング行政書士講座のホームページでは、「合格者の声」というのがあり、実際に行政書士試験に合格した方の体験談が掲載されています。

合格体験談の寄稿は、スタディングの合格お祝い金制度が対象になる条件の1つになっていることから、比較的多くの合格者が「合格者の声」に寄稿していることが予想されます。

2022年度は160名の合格者の声が掲載されているので、少なくともスタディング行政書士講座の合格者数は160名以上いると考えられます。

他の行政書士講座の合格実績はどれくらい?

スタディング行政書士講座の合格率を予想する上で重要なのが、他の行政書士講座の合格率です。

公表されていない資格学校や通信講座も多いですが、他の行政書士講座の合格率は以下の通りです。

予備校名合格率
スタディング不明(合格者数は110名)
アガルート42.14%
LEC53.8%
フォーサイト38.0%
ユーキャン不明(過去10年で合格者数は2,908名)
伊藤塾不明
TAC不明(過去10年で1,647名)

上記の表を見て分かり通り、合格率を公表している資格学校もあれば、過去の合格者数をまとめて公開している資格学校もあります。

スタディングはどちらかといえば、フォーサイトのような「隙間時間を使った効率的な勉強をしたい」というニーズに答えた講座なので、これらの情報を考慮して計算をすると、スタディングの行政書士講座の合格率は、フォーサイトと同様に40%前後なのではないか、推測できます。

スタディング行政書士講座の合格率は40%前後と予想できる!

今回は、スタディング行政書士講座の実際の合格率はどの程度なのかを様々な観点から予想しました。

合格者の声や、行政書士試験全体の合格者数、各資格学校の合格率などを考慮すると、スタディング行政書士講座の合格率は40%前後なのではないか、と予想できます。

少なくとも毎年合格者を輩出しているのは事実ので、スタディングの行政書士講座を候補に考えている方は、ぜひ今回の予想なども参考にしてみてください。


※本記事の内容は2023年3月時点の情報に基づきます。

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